目次

はじめに

本ツールをダウンロードいただきありがとうございます。

最新の状況についてはGPSへの扉をご覧ください。

trk2googlemaps & kmlとは

対応入力フォーマット

・Garmin track log (PCX5)形式(*.trk)
カシミール3Dで出力されたトラックログ・gpslogcvで出力されたトラックログ
(現時点でmap sourceなど純粋なGarminのツール類で作成されるであろうトラックログについては未確認です。)

・NMEA-0183準拠トラックログ(*.log; *.nme)
Sony GPS-CS1Kで出力されたトラックログ・GPSLOGCVで出力されたトラックログ

・Garmin waypoint log (PCX5)形式(*.wpt)
カシミール3Dで出力されたトラックログ・GPSLOGCVで出力されたウェイポイントファイル

・GPX(GPS exchange format)ファイル
GPXに記録されたトラックログおよびウェイポイントファイル

・Exif情報つき写真(*.jpg)
GPS-CS1KやauのGPS携帯で撮影した写真など。Tiff形式などは非サポートです。

対応出力フォーマット

・HTMLファイル
Google maps APIを利用し地図上にGPSのトラックログや、ウェイポイント、写真を貼り付けたホームページを作成することができます。

・KMLファイル
Google Earth上でトラックログや、ウェイポイントを表示するためのスクリプトファイルです。

・KMZファイル
上記スクリプトファイルをバイナリ圧縮したもので、内部に写真イメージなども含めて取り込むことができます。

動作環境

インストール

thisfolder.jpg

installwarning.jpg

準備

1 カシミール編

1.1カシミールの入手

カシミール3Dをカシミールのサイトからダウンロードするか、カシミール3DGPS応用編 あたりを購入してインストールします。カシミール3D単体では地図がついていないので、地図の心配しなくていい面からは本のほうが楽ですね。

1.2.カシミールを起動

kashmir3d.jpg

カシミールを起動します。ハンディGPS等からのトラックログの転送はこちらをご覧ください。

1.3 trkファイルを書き出す

selectmenu.jpg

selecttrk.jpg

filedialog.jpg

filedialog.jpg

  1. 「ファイル」-「GPS各種ファイルへ書き出す」を選択し、出力したいトラックログを選択する。
  2. 「ファイル」-「選択したGPSデータの書き出し」を選択する。
  3. ファイルダイアログの中で[.trk]形式を選択して.trkファイルを作成。

1.4 wptファイルを書き出す

関連するウェイポイントがあれば、同様にウェイポイントをクリックし、出力したいウェイポイントを選択した上で、ファイルダイアログの中で[.wpt]形式を選択して、.wptファイルを作成する。カシミール3Dのマニュアルもご覧ください。

1.5 写真に位置情報やコメントを追加する

Exif JPEGの写真に位置情報やUser Commentフィールドにコメントが入っていれば、Google Maps中に写真を撮った位置を表示したり、そのコメントを表示させることもできます。ユーザコメントはカシミール3Dなどを利用して入れることができます。カシミールでExif JPEGに位置情報やユーザコメントを追加する方法は、http://www.kashmir3d.com/kash/manual/hyp_exif.htmに方法が書かれています。 ※コメントは本アプリ上でもあとで埋め込むことができます。

2 GPS-CS1K編

img10013687880.jpeg

C:\Documents and Settings\ユーザー名\Application Data\Sony Corporation\Sony Picture Utility\GPSUtil\Log に格納されています。また、写真をGPS Image Trackerにドラッグ&ドロップすると写真に位置情報が付与されます。

3 auのGPS携帯編

多くの場合、写真を撮影後、保存前に(ないしは写真をとる前に)

	「サブメニュー」→「GPS情報付加」を選ぶ
	センターキー「選択」→GPS情報を付加する

を行うと、位置情報が取得されます。
写真に位置情報が付与されると、位置情報が付与されているしるしとして、p_02.gifのようなマークが携帯電話上での再生時に表示されます。
個々の機種で付与の仕方は微妙に異なると思いますので、詳しくは携帯電話の取り説をみてみてください。ただ、単純に撮影しただけでは位置情報は付与されません。

4 gpslogcv編

gpslogcvを使ってさまざまな形式のトラックログファイルをtrkファイルに変換すれば、入力ファイルとして使用することができます。

HTML, KMLファイルの作成

スタートメニューの[プログラム]→[GPSへの扉]→[trk2googlemaps & kml]を選択すると、アプリケーションが起動します。

アプリケーションを起動すると、下記のような画面が表示されます。

maindialog.JPG

Step.1 入力ファイルの設定

トラックログファイル・ウェイポイントファイル・写真のいずれか、ないしは組み合わせて入力ファイルを設定します。右側の四角にファイルをドロップすると適切に配置します。

トラックログ(*.nme, *.log, *.trk)ファイルの場合

tracklog.jpg

[ファイル]を選択し、先ほど生成したtrkファイルを選びます。トラックファイルのサマリーは[情報表示]のボタンを押すと確認することができます。

trkinfo.jpg

情報表示ダイアログの中で、メニューの[編集-クリップボードへコピー]を選択すると、表示されているサマリーがクリップボードへコピーされるので、notepadなど他のアプリにその内容を貼り付けたりすることができます。

ウェイポイント(*.wpt)ファイルの場合

waypoint.jpg

関連するウェイポイントがあれば、[ファイル]を選択し、先ほど生成したwptファイルを選びます。 [情報編集]のボタンを押すと、設定したウェイポイントに対して、写真を貼り付けたり、コメントを付与したりすることができます。

wptinfo.jpg

登録されているウェイポイントの一覧が画面上部にリスト表示されます。リスト表示されているうちのひとつを選択すると、下側にウェイポイントに関する情報が表示されます。

ウェイポイント名
wptファイルに設定されているハンディGPS等で表示される6文字の英数字が表示されています。エディトボックスの中を変更すると、生成されるHTMLファイルの中のウェイポイント名が変更されます。(wptファイル自身は変更されません。)
1行説明
wptファイルに設定されている"description"フィールドの内容を表示しています。エディトボックスの中を変更すると、生成されるHTMLファイルの中の1行説明が変更されます。(wptファイル自身は変更されません。)
関連写真
ウェイポイントファイルに関連する写真を1枚設定することができます。登録の仕方は2種類あり、フォルダから直接ファイルを指定する方法と、Step.3の「写真の追加」で追加された写真の中から選ぶ方法があります。
コメント
ウェイポイントに関するコメントを入れることができます。入力したコメントの一部を選択状態にして、左側の文字修飾ボタンを押すことで、さまざまな文字修飾をいれることができます。

GPX(*.gpx)ファイルの場合

gpx.jpg

トラックログやウェイポイントを含んだGPXファイルがあれば、[ファイル]を選択し、gpxファイルを選びます。
[トラックログ表示]を押すとトラックファイルのサマリーを確認することができます。 [ウェイポイント編集]のボタンを押すと、設定したウェイポイントに対して、写真を貼り付けたり、コメントを付与したりすることができます。

写真・画像(*.jpg)ファイルの場合

photo.jpg

関連する写真があれば、[写真の追加]ボタンを押して開いたダイアログの左上部のに写真をドロップして追加することができます。

selphoto.JPG

リスト表示されているうちのひとつを選択すると、下側にその写真に関する情報が表示されます。
Exif JPEGの写真のUser Commentフィールドにコメントが入っていれば、そのコメントやタイトルを予め表示します。
日本国内で撮影された場所であれば、緯度経度から住所に変換して住所を表示することができます。住所は街区レベル位置情報サービスを利用して代表点から抽出しているため、特に境界上では異なった地名を表示することがあります。おおよその目安として捕らえてください。

「この写真を削除」
この写真をリストの登録から削除します。実際のファイルが削除されるわけではありません。
「場所の修正」
トラックログから推定したりExifに記載されている撮影位置がずれている場合、撮影位置を修正することができます。
「場所の推定」
位置情報が付与されていない写真に対してトラックログに記録されている位置情報との時間マッチングを取り、撮影場所を推定します。カメラとGPSとの時間差は(カメラのほうがボタン右側の「xx」秒「進んでいる or 遅れている」)を利用して修正することができます。
「タイトル」
写真に設定されているタイトルの内容を表示しています。エディトボックスの中を変更すると、生成されるHTMLファイルの中の1行説明が変更されます。(写真のファイル自身は変更されません。)
「コメント」
この欄で、写真に関するコメントを入れることができます。入力したコメントの一部を選択状態にして、左側の文字修飾ボタンを押すことで、さまざまな文字修飾をいれることができます。
「全ての写真の場所を推定」
撮影場所がない写真に対して一括して場所の推定を行います。
「この写真を削除」
リストからの登録が削除されます。実際にファイルが削除されるわけではありません。
メニューの「ホームページ上での写真のサイズ」
写真をQVGA(320x240)~SXGA(1280x1024)の間でリサイズして出力することができます。
メニューの「各写真のタイトルのデフォルト」
写真取り込み時にExifのタイトルフィールドから情報を読んで表示するか、ファイル名を表示するかを選択することができます。タイトルはあとで修正することもできます。

出力形式の選択

出力形式として、HTML形式かKML形式かを選択します。

HTML形式:Step.2

アップロードするホームページ先のURLに対応するGoogle Maps API Keyを設定します。Google Maps API Keyは www.google.com/api/maps/でURLを入力することで取得することができます。取得の手順は以下のとおりです。

  1. "Sign up for a Google Maps API key"をクリック
  2. I have read and agree with the terms and conditionsの左側のチェックボックスをチェック
  3. My web site URL: でホームページで使用するURLを入力(htmlファイルではなく、htmlファイルが含まれるフォルダのURLを記載してください。)
  4. Generate API Keyを押す。
    チェックボックスをチェックする前に"Terms of Use"の中身を読んで:-)くださいね。

HTML形式:Step.3

HTMLのスタイル、ページタイトルとコメントを記録します。
3種類のテンプレートスタイルを準備しています。

・データ表示スタイル:各種データやグラフを主体に表示します。【 サンプル

sample1.jpg

・全画面表示スタイル:ブラウザいっぱいに地図を表示するスタイルです。各種グラフや写真は右側のメニューから表示していきます。【 サンプル

sample2.jpg

・シンプルスタイル:ブラウザいっぱいに地図を表示するスタイルです。Google Earthとの連携や関連写真の表示、グラフなどはなく、純粋にトラックログとウェイポイントだけに限定しています。【 サンプル

sample3.jpg

サンプルをクリックすると、それぞれのテンプレートスタイルのサンプルがブラウザで表示されます。

htmldetail.jpg

「色設定」
トラックログを表示する線の色を設定します。
「透明度」
トラックログを表示する線の透明度を設定します。左端に設定すると、不透明になります。
「Google Maps上でのトラックログの線のポイント数」
Google Maps上に表示する線を構成するポイントの数を設定します。あまり大きい数に設定すると、表示できないことがあります。
「地図」
地図をデフォルトで表示します。
「航空写真」
航空写真をデフォルトで表示します。
「地図+航空写真」
地図と航空写真を組み合わせてデフォルトで表示します。
ファイル名.files
htmlファイルをExplorer上で削除したり、移動したりすると一緒に移動することができるフォルダ名になります。
ファイル名sub
geocitiesなど一部のレンタルサーバでは、フォルダ名に「.」(ドット)を入れることが許されていないため、そのようなレンタルサーバなどをお使いの場合はこちらを選択してください。
海抜0m以下を無視する。(0mとして取り扱う)
電源投入直後などでGPSの測位誤差が大きく、用途としてあまりありえない海抜0m以下を示している場合にこれを0mとして取り扱います。
起点の半径 xxx mのトラックログを表示しない。
トラックログの起点の指定された半径のトラックログを表示しません。
終点の半径 xxx mのトラックログを表示しない。
トラックログの終点の指定された半径のトラックログを表示しません。
指定位置の半径 xxx mのトラックログを表示しない。
指定位置の指定された半径のトラックログを表示しません。

ただし、移動半径が狭く、プライバシー保護の結果2ポイント未満しかトラックログがない場合は、この指定を解除します。

HTML形式:Step.4

ファイルをローカルのPC上に作成

local.png

出力するHTMLファイル名を設定します。 HTMLに付属のファイルがある場合は、サブフォルダ「ファイル名.files」ないしは「ファイル名sub」をあわせて生成します。 (どちらのパターンでサブフォルダを作成するかについては、 「3. HTMLに関する情報の設定」グループの詳細設定で設定してください。)

例:

ファイル名 c:\html\gps.htm

であれば、「c:\html\gps.htm」と「c:\html\gps.files\*.*」に必要なファイルを作成します。

HTMLファイルはStep.2のGoogle Maps API Keyで指定したURLにFTPツール等を使ってアップロードしてください。シンプルスタイル以外のhtmlファイルは *.htmlファイルと*.filesディレクトリの2つから構成されています。*.filesがなければ、画像等がhtmlファイルに表示されませんので、ご注意ください。

FTP経由でサーバにもアップロード

ftp.png

「作成開始」を押すと、アップロード前にまずローカルのPC上にもHTMLファイルを作成します。ファイル名は「ファイルをローカルのPC上に作成」 のファイル名のタブで指定したフォルダ・ファイル名のところにファイルを生成し、生成したファイルを FTPサーバへアップロードします。

サーバ名
HTMLファイルをアップロードしたいサーバ名を記入します。 (ex. ftp.hogehoge.ne.jp )
アップロードフォルダ名
HTMLファイルをアップロードするフォルダ名を記入します。 該当フォルダがなければ、自動で生成します。(ex. /html/googlemap )
ID
FTPへアクセスするためのIDを記入します。
パスワード
FTPへアクセスするためのパスワードを記入します。

例:

「ファイルをローカルのPC上に作成」タブ
ファイル名 c:\html\gps.htm
「FTP経由でサーバにもアップロード」タブ
サーバ ftp.hogehoge.ne.jp
フォルダ名 /html/googlemap

であれば、 ftp.hogehoge.ne.jp/html/googlemap/gps.htmとftp.hogehoge.ne.jp/html/googlemap/gps.files/*.*に必要なファイルをアップロードします。

HTMLファイル作成後の動作

メニューバーの「ツール」-「HTMLファイル作成後の動作」で「該当フォルダをExplorerで開く」に チェックしていれば、作成終了後、該当フォルダをExplorerで開きます。上記例でいくと、「c:\html」フォルダ を開きます。
メニューバーの「ツール」-「HTMLファイル作成後の動作」で「ブラウザで結果を表示する。」に チェックしていれば、作成終了後、HTMLファイルを標準ウェブブラウザ(通常はInternet Explorer)で開きます。

KML形式の場合

maindialog2.jpg

KML形式:Step.2

線のスタイルを設定します。

【色設定】で線の色を設定します。

【線の接続の仕方】で線の接続の仕方を設定します。「線を全てつなげる。」を選ぶと、トンネルや電源OFFなどでログが取れなかった箇所も直線で接続します。「グループごとに線を分ける」を選ぶと、ログが取れなかった区間の線はつながず、別々の線で表現します。

【線の太さ】で線の太さを1ピクセルから16ピクセルの間で設定します。

【不透明度】で線の不透明度を設定します。左に移動させるにしたがって透明になっていきます。一番左端では完全に透明なので線は見えないことになります。

【高度表現】で高度をどのように表現するかを設定します。「高度によらず線を地面に接する」を選択すると、線は、地面に接します。「高度に応じて線を地面から浮かせる」を選択すると、線は高度に応じて、浮きます。飛行機のログなどでは顕著に線が浮きます。

KML形式:Step.3

【タイトル】KMLファイルがGoogle Earthに表示されたときにつけるタイトルを設定します。

【コメント】KMLファイルがGoogle Earthに表示されたときにつけるコメントを設定します。入力したコメントの一部を選択状態にして、左側の文字修飾ボタンを押すことで、さまざまな文字修飾をいれることができます。

KML形式:Step.4

[作成開始]をクリックすれば、kml(kmz)ファイルが作成されます。

「ツール」-「オプション」の「変換後、GoogleEarth?を起動し、本アプリを終了する」にチェックが入っていれば、作成されたkmlkmz)ファイルをGoogle Earth上で表示して、アプリケーションが終了します。

メニュー

「ファイル」-「設定情報を開く」
Step.1~4で設定した情報を復元するための設定情報ファイルを開きます。拡張子はt2gになります。
「ファイル」-「設定情報を保存する」
Step.1~4で設定した情報を復元するための設定情報ファイルを保存します。拡張子はt2gになります。
「ファイル」-「終了」
本アプリケーションを終了します。
「ツール」-「HTMLファイル作成後の動作」-「該当フォルダをExplorerで開く」
チェックしていれば、作成終了後、該当フォルダをExplorerで開きます。
「ツール」-「HTMLファイル作成後の動作」-「ブラウザで結果を表示する。」
チェックしていれば、作成終了後、HTMLファイルを標準ウェブブラウザ(通常はInternet Explorer)で開きます。
「ツール」-「テンプレートフォルダの表示」
本アプリで使用しているテンプレートを表示します。 C#のprint formatに準拠しています。ちょっとした変更程度でしたら、テキストを書き換えるだけで、変更は可能です。変更を間違えるとアプリケーションが動作しなくなりますので、動作しなくなった場合は、アプリケーションをアンインストールして、再インストールしてください。
「ヘルプ」-「ヘルプ」
本取扱説明書を開きます。
「ヘルプ」-「ホームページ」
本アプリケーションに関する最新の情報や関連した情報が記載されているホームページを開きます。
「ヘルプ」-「trk2googlemapsについて」
本アプリケーションについての著作権情報や注意事項等を表示します。

その他

制限

・カシミール3Dが出力するtrkファイルしかサポートしていません。
・DATUMがWGS84以外の場合や緯度・経度に倍率等が設定しているようなものには対応していません。
・非常に大きなトラックログのときの動作は不明です。
・その他異常系処理に弱いです。

免責

・このアプリはフリーですが、著作権は破棄しません。
・このアプリを使って生じた不具合や損害は一切補償しません。At your own riskでお願いします。
・ご要望等ありましたら、お聞きしますが、実行するとは限りません。

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